陰陽屋へようこそ
陰陽屋へようこそ
天野 頌子

出版社:ポプラ社
ISBN:978-4-591-09917-9


【あらすじ】
王子稲荷に見守られるのんきな商店街に、ある日現れたあやしい店、陰陽屋。
美青年ニセ陰陽師と妖狐男子中学生のへっぽこコンビが、街の小さなやっかいごとに立ち向かう。
『asta*』連載に書き下ろしを加えて単行本化。


【評価】
+お気に入りキャラ  沢崎瞬太

全体  ★★★★★


【感想】
面白かったです!というよりも可愛かったと言うべきか・・・?
内容としてはポプラ社なのでライトですが、読んでいて楽しかったのが一番の感想ですね〜

怪しいニセ陰陽師と狐体質の少年。
こき使われまくるキツネ君。健気で一途で可愛くて笑える(笑)
読んでいるとついついニヤニヤしてしまいます(面白くてね)

瞬太が本当に可愛い、特に狐姿で耳が伏せちゃうところが!これは狐耳萌なのか!?(笑)
で、最後の書き下ろし「キツネ取材日記」がまたイイ。
みんな素敵だ。

流石『警視庁幽霊係』シリーズの著者なだけあるなぁ〜
私好みの作品だ!

少女漫画家が猫を飼う理由―警視庁幽霊係 (ノン・ノベル 834)少女漫画家が猫を飼う理由―警視庁幽霊係
(2007/09)
天野 頌子

商品詳細を見る

出版社:祥伝社(NON NOVEL)
ISBN:978-4-396-20834-9
イラスト:坂田靖子


【あらすじ】
人気少女漫画家、悠城エリカが刺殺体で発見!?
警視庁の極秘部署「特殊捜査室」勤務の柏木雅彦警部補は被害者の幽霊に事情聴取に向かう。
が、エリカはすっかり悲劇のヒロイン気取り。自分があらゆる人から恨まれていたと泣き伏して・・・・・・。
ド派手な大御所、徹夜つづきのアシスタント、泣かされっぱなしの編集者―
変人ぞろいの漫画界に、捜査は大迷走。
女子高生の守護霊に助けられつつ、柏木は無事犯人逮捕にこぎつけることができるのか?


【評価】
+お気に入りキャラ 柏木・清水

全体 ★★★★


【感想】
相変わらずしんみりしつつも、笑えてしまう。
うまく使われ可哀想な主人公柏木を同情しつつ、その振り回される姿に笑えて、しかもなんだか救われる気持ちになる。
ただ面白い(笑える)だけではないからこの作品は好きだなぁ〜

そしてミステリーにはやっぱり猫は付きものですかね。
2006.08.28 恋する死体


天野 頌子
恋する死体―警視庁幽霊係

出版社:祥伝社(NON NOVEL)
ISBN:4-396-20815-4
イラスト:坂田靖子

【あらすじ】
私立探偵・新堂武彦が心疾患で急死した。
警視庁特殊捜査室の柏木雅彦警部補は、元同僚の死を訝しむ先輩刑事と彼が亡くなった病院へ向かう。
被害者の霊と会話が出来る柏木は、新堂が死ぬ直前、担当医の医療詐欺を探っていたことを聞き出す。
口封じのための殺し?新堂の秘めた想いまで知ってしまった胃弱な柏木クンが捜査にかけ回る!
見守るのは可愛い女子高性の幽霊。やがて院内の巨大犯罪が浮上して…。
捜査室の個性あふれる面々も加わって面白さますますパワーUP、待望の第2弾。


【評価】
+お気に入りキャラ 柏木&清水

全体 ★★★★★

【感想】
今回も面白かった!死体(?)も恋をするのさ〜
笑いあり・涙アリ・シリアスあり。柏木君ガンバっ!って感じで。
特殊捜査室のメンバーも出てきて、その『特殊』がちょこっと紹介されていましたが、どのメンバーも濃ゆい。
またの活躍をお待ちしております(笑)

今回は“祓い屋”三谷の出番が少なめ。残念。その代わり(?)清水刑事が沢山出ています(嬉しい)
もう今から次回作が早く出ないか楽しみです。

「悪い魔法使いのお姉さんから君を助け出してあげたのが誰か、まさか忘れてしまったわけじゃないよね?」
満面の笑みをたたえながら、さわやかに脅し文句をささやく。
(本文P.96上段より)
こんな清水がスキです(笑)

2006.06.26 警視庁幽霊係



天野 頌子
警視庁幽霊係

出版社:祥伝社(NON NOVEL)
ISBN:4-396-20808-1
表紙絵:坂田靖子


【あらすじ】
被害者は資産家の老婦人だった。屋敷の階段から突き落とされて死亡したのだ。現場にいた人々に疑いが向けられるが、証拠も目撃証言もなく、捜査は難航。〈あなたを殺したのは誰ですか?〉そして柏木雅彦(かしわぎまさひこ)警部補(32歳独身、女子高生の守護霊つき)の事情聴取が始まった。きりきりと痛む胃をおさえながら……。
この世に深く思いを残す幽霊たちへの聞き込みに、日々ストレスを蓄積する柏木。あこがれの捜査一課へ転属できる日は来るのか?


【評価】
+お気に入りキャラ 柏木・清水(+三谷)

全体 ★★★★★


【感想】
最近やたらと幽霊(妖怪含む)の出てくる本を読んでいるなぁと思った今日この頃。

今回のは今までのとまた味わいが違って面白かったです。
幽霊が見えるが職業病だと言い張る柏木、頼りがいがあってものすごい愛妻愛娘家の清水、そして守銭奴だけど(脅されて?)助けてくれる『祓い屋』三谷、女子高生守護霊(自称)結花ちゃんなどなど。キャラクターが皆いい味出してます。
特に柏木・清水・三谷が集まるとクスクスと笑えてくる・・・

胃を痛めながら殺害された人間(幽霊)に話を聞く柏木は一見頼りなさそうだけど、その優しさが染み出ていてどうにも憎めない。
そんな彼をついつい応援したくなってしまう本でした。