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2007.01.07
陽気なギャングの日常と襲撃

伊坂 幸太郎
陽気なギャングの日常と襲撃
出版社:祥伝社(NON NOVEL)
ISBN:4-396-20813-8
【あらすじ】
人間嘘発見器成瀬が遭遇した刃物男騒動、演説の達人響野は「幻の女」を探し、正確無比な“体内時計”の持ち主雪子は謎の招待券の真意を追う。
そして天才スリの久遠は殴打される中年男に―
史上最強の天才強盗4人組が巻き込まれたバラバラな事件。
だが、華麗なる銀行襲撃の裏に突如浮上した「社長令嬢誘拐事件」と奇妙な連鎖を始め…。
【評価】
+お気に入りキャラ 久遠
全体 ★★★★
【感想】
前作に比べると面白さは負けてしまうかな〜というか、期待しすぎてしまったかな・・・
でも決して面白くないわけではなくて、面白かったです。
スラスラとあっという間に読み終わってしまいました。
やっぱりキャラクターが魅力的なのが良いですね!
相変わらず久遠くんはかわいいし。
ちなみに私は「猫派」です!
2006.06.12
終末のフール

伊坂 幸太郎
終末のフール
出版社:集英社
ISBN:4-08-774803-0
【あらすじ】
2xxx年。「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に住む人々は、いかにそれぞれの人生を送るのか? 傑作連作短編集。
【評価】
+好きな作品 冬眠のガール
評価 ★★★★
【感想】
伊坂氏らしいといえば伊坂氏らしい作品だったと思います。
ただ、チョッと物足りなさがありました。どこかで何かびっくりさせられることがあるのではないかと期待しすぎちゃいましたね(苦笑)
話としては考えさせられる内容だったと思います。
もし本当に滅びてしまうことが分かったら・・・私は一体どうやって過ごすのかなぁ?と。
私は勿論今死んだら絶対後悔するし、死ぬのが○年後と分かっていたからといって、後悔しないようには生きられないと思う。
どんなに精一杯生きたとしても必ず「○○もしたかった」って思うだろうし。それでも死ぬためにというと少し変だけれど、その最期の日までは生きていたいと思います。
地球と一緒に滅びてやろうと。
とりあえず本を読み明かして死んで生きたいなぁ(笑)
2006.02.15
砂漠

伊坂 幸太郎
砂漠
出版社:実業之日本社
ISBN:4-408-53484-6
【あらすじ】
麻雀、合コン、バイトetc……普通のキャンパスライフを送りながら、「その気になれば俺たちだって、何かできるんじゃないか」と考え、もがく5人の学生たち。
社会という「砂漠」に巣立つ前の「オアシス」で、あっという間に過ぎゆく日々を送る若者群像を活写。
【評価】
全体 ★★★★★
【感想】
なんだか不思議な感覚です。
面白いとはちょっと違うんですが、面白い。
笑えて、泣けて、怒れて。
そしてぐっと来る言葉がたくさんありました。
「結局さ、いざという時にはやる、なんて豪語している人は、いざという時が来てもやらない。」(本文P.51)
本当にそう思いますよね。
この本を読んでいると、なんて私は無駄に大学生活を送ってしまったのだろうと思ってしまいます。
まぁこれは本の中の話で、本当にこんな生活を送っている学生なんかいないかも知れないけれど、それでも私もこんな仲間がいたらって思ってしまいました。
せめて大学在学中か、その前だったらまた少し違った学生生活を送っていたかもしれないとも思ってしまいます。
さて、この本には麻雀が出てきます。
私もつい最近友達に教えてもらってやりましたが、そのときはドンジャラ(懐かしい)程度のただ頭も使わず集めるだけでしたが、これを読んでものすごく強くなって皆を負かしまくっています。
なんてことは、まるでない。←このフレーズがお気に入りです(笑)
この本を読んでも全然麻雀はわかりません。私は相変わらずドンジャラ程度の麻雀しか出来ません。(苦笑)
2005.11.28
魔王

- 伊坂 幸太郎
- 魔王
出版社:講談社
ISBN:4-06-213146-3
【あらすじ】政治家の映るテレビ画面の前で目を充血させ、必死に念を送る兄。山の中で一日中、呼吸だけを感じながら鳥の出現を待つ弟。人々の心をわし掴みにする若き政治家が、日本に選択を迫る時、長い考察の果てに、兄は答えを導き出し、弟の直観と呼応する。ひたひたと忍び寄る不穏と、青空を見上げる清々しさが共存する、圧倒的エンターテインメント。
【評価】全体 ★★★★
【感想】
「風のように馬を駆り、かけり行くものあり」(シューベルト「魔王」より)
魔王と聞いて一番初めに思いついたのがシューベルトの「魔王」でした。
作品にも出てくるのですが、シューベルトの「魔王」が好きな作品だったので本を読んでいるとずっと頭の中で流れていました。
特に今作「魔王」の最後。
若き政治家の演説会場に訪れた兄のまるでコマ送りのような状況では頭の中でも音量を上げて鳴り響いていました。
そしてシューベルトの「魔王」の曲の終わりと共に物語りも終わり、なんだか泣けてきました。
「呼吸」はなんだか良く泣けた作品でした。
2005.07.09
死神の精度

著者 : 伊坂 幸太郎
タイトル : 死神の精度
ISBN : 4-16-323980-4
【あらすじ】
「俺が仕事をするといつも降るんだ」
クールでちょっとズレてる死神が出会った6つの物語。
音楽を愛する死神の前で繰り広げられる人間模様。
【評価】
全体 ★★★★☆
【感想】
なんだか読んでしまうのがもったいなくてじっくり時間をかけてみました。
「旅路を死神」は雑誌連載時に読んでいたんですが、短編6つが集まってみるとまた違った見方が出来て面白かったです。
一番すきなのは・・・どれも決められないなぁ〜
やはり全部まとめて1つの作品の色が出ていると思います。
死神(千葉)のちょっとオトボケ(本人はいたって真面目)だったり、ミュージックに目が無い(?)ところとかが、ちょっと微笑ましくて、可愛らしく思いました。
そして最後の「死神対老女」でちょっと泣かされました。
今度からCDショップで試聴機のまえでにやけて音楽を聴いている人がいたらその人は死神かも・・・って思っちゃいそうです(笑)
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