見たか、ハゲタカ、正義の味方 (新風舎文庫)見たか、ハゲタカ、正義の味方
(2004/06)
滝田 務雄

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出版社:新風舎(新風舎文庫)
ISBN:978-4-7974-9022-0


【あらすじ】
東郷工房を経営する東郷蒼一は隠された副業“バルチャーズネスト”のボスである。
ある日、その副業に「特撮映画クラフトマンの着ぐるみをすり替えてほしい」という依頼がくる。
依頼を遂行するため、特撮映画のキャラクター制作現場へ乗り込む蒼一であったが、そこで殺人事件に巻き込まれてしまう。
東郷蒼一がとった行動は…。
そして殺人事件の真相は…。
謎が謎をよぶ驚愕のミステリー。


【評価】
+全体 ★★★★


【感想】
滝田さんの作品を見つけたので読もうと思ったら、微妙なところから出ているからか(失礼)2004年に出たにも関わらず既に絶版。
もしかしたら自費だったのかな?
地元の図書館にもなく、都内もなくてお目にかかれるのは絶望的でほとんど諦めていましたが、なんとか調布で見つけてもらえました!
よくやった地元図書館!

話は決して万人にとっての正義ではない“正義の味方”のお話。
「田舎の〜」まで笑えるタイプの話ではありませんが、読んでいて楽しかったです。
私としてはシリーズにしてほしいなと思う作品でした。

田舎の刑事の趣味とお仕事 (ミステリ・フロンティア 37)田舎の刑事の趣味とお仕事 (ミステリ・フロンティア 37)
(2007/08)
滝田 務雄

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6時間後に君は死ぬ6時間後に君は死ぬ
(2007/05/11)
高野 和明

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出版社:講談社
ISBN:978-4-06-214072-0


【あらすじ】
回りつづける運命の時計・未来を賭けた戦いが始まる!
稀代のストーリーテラーが放つ、緊迫のカウントダウン・ミステリー
運命の岐路に迷う時、1人の予言者が現れる。
「6時間後に君は死ぬ」
街で出会った見知らぬ青年に予言をされた美緒。
信じられるのは誰なのか。
「運命」を変えることはできるのか。
未来は決まってなんかいない 明日を信じて、進むだけ・


【評価】
全体 ★★★★☆


【感想】
幽霊人命救助隊」の作者ということでかなり期待して読んでしまったんですが、全く期待を裏切ってくれない。
多少先が読めてしまう部分もありましたが、所々で騙されて。
んで、うっすら恋愛風味で私の好みにも合いました。

「幽霊〜」とはまた違った面白さがある作品でした。

家なき鳥、星をこえるプラネテス家なき鳥、星をこえる―プラネテス
(2007/11/15)
幸村 誠常盤 陽

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出版社:講談社
ISBN:978-4-06-364710-5


【あらすじ】
父には仲間がいた。
僕には、突撃銃(カラシニコフ)しかない。

石油資源が枯渇し、重水素による核融合へとエネルギー構造の移行を世 界が済ませた2066年。
列強各国は中期的エネルギー支配戦略の核とすべく、木星の重水素資源 開発に着手した。
木星往還船計画。
それが欲望と思惑による産物であることなど知るよしもなく、17歳の青年がそれに純粋な夢を託した。
発言力を失ったアラビア半島の最貧国に生まれてしまった彼が、夢を叶えるために宇宙に往くにはそれしかなかったから。
硝煙が煙るその道を。


【評価】
全体 ★★★★


【感想】
幸村誠原作の漫画『プラネテス』に出てくるハキムが主人公の小説です。
『プラネテス』のあの事件(本作でも後半に出てきます)に到るまで、そしてその後までが描かれています。

全く別物と捕らえてしまっても良いかも。
『プラネテス』を読んだことがない人でも、ひとつの作品として読めると思います。
ただし、著者はこの作品でデビューです。
やたらと説明が長い気がします・・・
物語が動き出すとどんどん引き込まれるのですが、突然説明に入ると突き放された気に(苦笑)
ミリタリーというか?兵器?とかそこらの知識があったり、好きな人ならもう少し楽しめるのかも・・・
その説明なんかもあるんですが、全く分からなくて「ふ、ふ〜ん・・・」てな感じになってしまったので。


救いの手、そして人の温もり。
読み終わった後感じ方は人それぞれだろうけど、私はなんとなく温かい気持ちになれました。
そしてまた『プラネテス』を引っ張り出して読み返したり(笑)





プラネテス (1) (モーニングKC (735)) .

プラネテス (2) (モーニングKC (778)) .

プラネテス (3) (モーニングKC (863)) .

プラネテス (4) (モーニングKC (937)) .
『プラネテス』全4巻もご一緒にどうぞ


田舎の刑事の趣味とお仕事 (ミステリ・フロンティア 37)田舎の刑事の趣味とお仕事
(2007/08)
滝田 務雄

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出版社:東京創元社(ミステリ・フロンティア)
ISBN:978-4-488-01741-5


【あらすじ】
彼の名は黒川鈴木。
姓名どちらも姓に見えるという点で、まあ珍名の部類に入る。
職業は警察官。
階級は巡査部長。
既婚で子供はない。
酒もタバコもやらない。
ギャンブルなど論外。
ふだんはヒマでも、事件が起これば無能な白石と真面目な赤木、二人の部下を連れて現場に急行する。
起こる事件はワサビ泥棒、コンビニ立てこもり事件、カラス騒動にトーテムポール損壊事件…のどかな田舎だって難事件は起きる。

第三回ミステリーズ!新人賞受賞作から始まる脱力系ミステリ“田舎の刑事”シリーズ第一弾。
肩の力を抜いてお楽しみください。


【評価】
+お気に入りキャラ  黒川夫人

全体 ★★★★☆


【感想】
実は2月の12日には読み終わってました・・・(苦笑)

いやぁ面白かったです。
はじめ『なんて陰険で嫌味なやつなんだろう!こんなのが主人公だと私には楽しめないかも…』なんて思ったのに、すぐに黒川の見方が変わりました。
というか黒川が可愛く(可哀相に?笑)見えてきてしまう程に。
そして黒川夫人が最高!
天然なのかそれとも狙っているのか…
心の中で理不尽な扱いを受ける黒川にエールをおくりつつ、ついつい笑ってしまいます。
頑張れ黒川!負けるな黒川! (笑)

作者は続編を執筆中とのこと。早く出ないか楽しみだなぁ〜





高野 和明
幽霊人命救助隊

出版社:文藝春秋
ISBN:4-16-322840-3


【あらすじ】
命を粗末にした償いに地上に降り、7週間で100人の自殺志願者の命を救うのだ。

自殺者の命を救え! 浮かばれない霊たちが、天国行きと引き替えに人名救助隊を結成、地上に舞い降りた。救うべきは、100人の命…。


【評価】
+お気に入りキャラ 八木剛造


全体 ★★★★★


【感想】
自殺という重たい内容なのに、4人のコミカルさに重たくなりすぎることは無く、とはいえ軽くなりすぎることも無く、丁度よく考えさせられる内容でした。
誰でも1度くらい度合いはどんなものでも「死にたい」と思ったことがあるのではないかと思うけれど、本当に死ぬ(自殺)ということはどういうことなのか、必死に救助しようとしている4人と共に教わることが出来たと思います。

読んでいてついつい吹き出してしまったり、ホロリと涙を流したり、良い意味でなんとも忙しい本でした。

切腹したかったら、介錯人を用意するこった