成田 良悟
バッカーノ!2001

出版社:メディアワークス(電撃文庫)
ISBN:4-8402-2609-1
イラスト:エナミカツミ
文庫番号:な-9-6

【あらすじ】
その不死者の名はエルマー・C・アルバトロス。
“笑い”に異常な執着を持ち、ハッピーエンドの為なら手段を選ばない『笑顔中毒者』である。
三百年前に別れたその男を捜して北欧の森を訪れた4人の不死者たち。
そこには古びた小さな村があった。
突然現れた来訪者に敵意の眼差しを向ける村人たち、なぜか彼らに“悪魔”と恐れられているエルマー、そして不思議な少女―。
謎に満ちた村で繰り広げられる、『バッカーノ!』異色作。


【評価】
全体 ★★★★


【感想】
バッカーノ異色作ということで、時代がかなり飛んで2001年です。
異色作だからというわけではないのでしょうが、今までのよりスピード感というか次!次!と読み進める感じではなく、物語の流と共にゆっくりじっくり読んでしまう作品でした。

ハッピーエンドの為ならば手段を選ばない『笑顔中毒者(スマイルジャンキー)』であるエルマーとそれに振り回される不死者たち。
振り回されてるチェスがちょっと可愛かったです(笑)


「不幸な事は罪じゃない。ただ、幸せを求めないことは罪だ」(本文P.304より)

バッカーノ!1932―Drug & The Dominos (電撃文庫)バッカーノ!1932―Drug & The Dominos
(2003/10)
成田 良悟

商品詳細を見る


出版社:メディアワークス(電撃文庫)
ISBN:4-8402-2494-3
イラスト:エナミカツミ
文庫番号:な-9-4

【あらすじ】
錬金術師ベグは自らが作り出した麻薬が人間を最高の世界に導くと信じていた。
麻薬中毒者ロイは薬漬けの生活から抜け出そうと葛藤していた。
ルノラータファミリーの幹部グスターヴォは失敗続きのビジネスに苛立っていた。
ガンドールファミリーの幹部ラックはこれから激化するであろう抗争の予感を抱いていた。
少女イヴは無き者にされた兄の仇を討つ決意を胸に秘めていた。
それぞれの生き様が交錯する時、運命はドミノ倒しの様に連鎖し、そして―。


【評価】
+お気に入りキャラ チック・葡萄酒(ヴィーノ)・ラック

評価 ★★★★☆


【感想】
今回は『ほのぼの』らしいです。

・・・・・・ほのぼの?
とまぁちょっと疑問はありますが(笑)

新キャラ・チック君はほのぼのとして可愛いです〜まぁ凶悪ではありますが・・・


物語はころころと場面が変わって流れていきますが、全然混乱することなくすんなり読めました。
しかもたまに「クスっ」って笑えます。
一応前作の1931の大陸横断特急(フライング・プッシーフット)と重なる部分があるので、前作を是非読んでからどうぞ。


私も泥棒バカップルのように生きれたら楽しいだろうなぁ〜って思いました。



成田 良悟
バッカーノ!1931 特急編―The Grand Punk Railroad

出版社:メディアワークス(電撃文庫)
ISBN:4-8402-2459-5
イラスト:エナミカツミ
文庫番号:な-9-3


【あらすじ】
『バッカーノ!1931鈍行編』と同時間軸、別視点で語られる「特急編」。

少年はNYの友達と会うため、列車に乗り込んだ。
作業着の女はNYの雇い主と会うため、列車に乗り込んだ。
車掌は―仕事なので列車に乗り込んだ。

あの事件さえ起こらなければ、彼らは何事もなく目的地に着く筈だった。
だが怪物は目覚めてしまった―
その名は“線路の影をなぞる者”。


【評価】
+お気に入り  “線路の影をなぞる者”(レイルトレーサー)

全体 ★★★★☆


【感想】
バカップルは世界を救う!?
怪物も世界を救う!?

世界というか列車を救ったわけですが・・・・・・

煮え切らない終わり方の鈍行編。
その裏側で起こっていたことを綴る特急編。
これでスッキリ解決。
そして面白かった!




成田 良悟
バッカーノ!1931 鈍行編―The Grand Punk Railroad

出版社:メディアワークス(電撃文庫)
ISBN:4-8402-2436-6
イラスト:エナミカツミ
文庫番号:な-9-2


【あらすじ】
舞台は1931年アメリカ。
大陸横断特急「フライング・プッシーフット」。
“不良集団”は貨物室のお宝をちょいと戴くため、列車に乗り込んだ。
“革命テロリスト軍団”は偉大なる指導者を奪還するため、列車に乗り込んだ。
“ギャング”は鉄道会社を脅して金をせしめるため、列車に乗り込んだ。
“泥棒カップル”は一年ぶりにNYの友人と会うため、列車に乗り込んだ。
出発の興奮に酔う彼らはまだ知らない。
これから始まるクレイジーな夜を―。


【評価】
全体 ★★★★


【感想】
とりあえずすごく微妙なところで終わっているのは特急編を読まないとわからないというわけで。

ある意味上下巻みたいな感じですが、2冊は同時刻を違う目線で追っているようなので、詳しい感想は特急編を読んでからにしようと思います。
2007.05.25 バッカーノ!


成田 良悟
バッカーノ!―The Rolling Bootlegs

出版社:メディアワークス(電撃文庫)
ISBN:4-8402-2278-9
イラスト:エナミカツミ
文庫番号:な-9-1


【あらすじ】
禁酒法時代、ニューヨーク。

裏組織“カモッラ”は重要な儀式を数日後に控えていた。
泥棒カップルはグランド・セントラル・ステーションに着いたばかりだった。
マフィアの三兄弟はちょっとした問題を抱えていた。
チンピラの少年は思い通りにならない現実にムカついていた。
職務に忠実な警部補はそんな彼らを疎ましく思っていた。
そして、錬金術師の野望は200年を経て、未だついえる事はなかった。

彼らはまだ、互いに関わりの無い者同士であった。
このマンハッタンに“不死の酒”が蘇るまでは―。


【評価】
+お気に入りキャラ 泥棒(バ)カップル

全体 ★★★★


【感想】
難しく考えて読むのではなく、ただ流にあわせて流れるのが面白い。
それぞれの物語が偶然なのか、必然なのか、絡み合って繋がるのが読んでいて面白かったです。

泥棒(バ)カップルがまたなんとも憎めない。
正直自分の近くにいたらイラっとしそうだけど・・・
おめでたいほどの馬鹿さ加減に笑わずにはいられないです。

物語の流に乗ってしまえば、いっきに読める作品でした。