帝都少年探偵団―帝都探偵物語外伝 (C・NOVELSファンタジア)帝都少年探偵団―帝都探偵物語外伝
(2000/07)
赤城 毅

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出版社:中央公論新社(C・NOVELSファンタジア)
ISBN:4-12-500663-6
イラスト:鈴木雅久


【あらすじ】
震災の爪痕残る帝都東京。
逞しく生きる少年スリ団の頭目・渡は妖眼の怪紳士との遭遇をきっかけに奇怪な事件の渦中に巻き込まれる。
睡り男に連れ去られた仲間、血塗られた刃を手に夜歩く少女、私立探偵木暮十三郎の助けを借りて闇に息づく魔人の野心を挫くべく渡は奇想天外な冒険に乗り出す。

ゆけ帝都少年探偵団、怪奇をあばけ。


【評価】
全体 ★★★★


【感想】
帝都探偵物語の番外編でございます。
主役は天才スリ渡が主人公で、十三郎に出会い助手になるきっかけのお話。

いつもの怪物達が敵ではないけど、十二分に怪しい人間。
まぁつまり怪人(笑)らしき人物が今回の敵さん。

渡が主人公ですが、やっぱりオイシイところは十三郎にとられてしまうんだけどね・・・


ド派手なアクションがあるわけではないし、見事な推理があるわけでもないけど、純粋に楽しめるこの作品が私は結構気に入ってたりする。


新書は絶版。
文庫で出てます。
帝都少年探偵団―帝都探偵物語外伝 (光文社文庫)帝都少年探偵団―帝都探偵物語外伝 (光文社文庫)
(2004/08)
赤城 毅

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帝都探偵物語―夏薔薇が静かに散るとき (C・NOVELSファンタジア)帝都探偵物語―夏薔薇が静かに散るとき
(2000/03)
赤城 毅

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出版社:中央公論新社(C・NOVELS Fantasia)
ISBN:4-12-500643-1
イラスト:鈴木雅久


【あらすじ】
乙女の学舎を彩る華麗な薔薇園に夜のとばりが下りるとき死せる黒猫は闇をさまよう―
名門女学園の怪談の謎を解かんと呼び寄せられた私立探偵木暮十三郎は恐るべき連続殺人事件に遭遇する。
世にも残虐な凶行をなしたるははたして人か魔か?
夏薔薇が静かに散りゆくなか十三郎がみた愛と哀しみの終焉とは。


【評価】
全体  ★★★★


【感想】
相変わらずやるときゃやる十三郎がかっこいい。

今回の敵は女○○○(ネタバレになるから書かないよ)
これまた痛みのある作品でした。

本当に悪いのは誰なのか。
人の温もりを、自分を愛してくれる人を求めることは罪なのか。
本当の意味での安らぎを与えること、そしてそれを背負っていく覚悟。
美しくも儚い、そして悲しい物語でした。


それにしても今回(作品復活?)からナンバーが振っていないけど・・・
一応6巻目になるらしい(文庫で見るとね)

帝都探偵物語(6) (光文社文庫)帝都探偵物語(6) (光文社文庫)
(2004/05/13)
赤城 毅

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帝都探偵物語〈5〉霧笛に哭くロロ (C・NOVELSファンタジア)帝都探偵物語〈5〉霧笛に哭くロロ
(1999/07)
赤城 毅

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出版社:中央公論新社(C・NOVELS)
ISBN:4-12-500601-6
イラスト:鈴木雅久


【あらすじ】
霧笛が帝都の闇を震わせたその夜一隻の軍艦が水底に消えた。
海軍の密命を受けその島に赴いた私立探偵十三郎が見たものは。
幻の楽園に微睡む可憐な少女と古代竜狂気の連鎖が儚い夢を砕いたとき、哀しき巨竜は怒りに慟哭て超弩級戦艦「長門」に襲いかかる。
紺碧の海原を鮮血に染め上げ愛しすぎた男が迎える悲劇の終幕。


【評価】
全体 ★★★★


【感想】
今度の相手は恐竜だー!

愛しすぎた男の結末はなんとも悲しく、健気な少女がまた涙を誘う。
ロロもまた愛されそして愛していたんだね・・・

ミステリーとは違う楽しみ方がこの本にはあると私は思う。


いつもはなんともいい加減で、ぐーたらな人間だけど、いざと言うとき力を発揮し、そして人の心をいたわれる十三郎。
私はこーゆー人間に心惹かれるし、私もこーゆー人間になりたいと思う。
2004.12.11 紳士遊戯


著者: 赤城 毅
タイトル: 紳士遊戯


【あらすじ】
昭和六年、駆け出しの詐欺師・立見広介は、日本一の伝説の詐欺師に弟子入りするため、上海から東京へ舞い戻る。まんまと高級ホテルを騙して泊まり込んだ広介だが、そこで老人と孫娘の二人組のペテンに、見事引っかかってしまう。
その二人こそ広介が探し求めていた、伝説の詐欺師・四条君隆とその孫娘・るぅであった。
見習いとして弟子入りを許された広介は、ある成金から大金をせしめる初仕事で大役を任され…。


【評価】
+物語    普通
+登場人物 普通
+時代背景 好き

全体 ★★★☆


【感想】
とびきり痛快!・・・にはちょっとおよばず、コン・ゲームは綺麗に終わっているけれど、もっとすごいものをに期待しすぎてしまったので、どこか物足りなさが残ってしまいました。

私が一番重視しているかもしれないキャラクターの良さも、主人公・広介がなかなか紳士なイイキャラではありますが、ものすごくイイ!というお気に入りになるほどではないですね・・・

お気に入りなのは時代背景。現在でも未来でもない、過去の時代って言うのがすごく好きです。
古風でお洒落、「帝都」や「紳士淑女」の言葉もいいですね〜

*****以下引用*****

わたしは、現代という時代が大嫌いなのです。(中略)
可憐な伯爵令嬢も、凛々しい海軍士官もいないところで、いったい、どんな浪漫が結べるというのでしょう。(あとがきより)
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大賛成ですね(笑)
という事で、“長編浪漫小説”としては異論なしかな・・・?