ぼくらの七日間戦争 (「ぼくら」シリーズ 1)ぼくらの七日間戦争
(2007/01)
宗田 理

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出版社:ポプラ社
ISBN:978-4-591-09577-5
イラスト:加藤アカツキ
シリーズ名:「ぼくら」シリーズ


【あらすじ】
夏休みを前にした、1学期の終業式の日、東京下町にある中学校の、一年2組の男子生徒全員が、姿を消した。
いったいどこへ…?
FMラジオから聞こえてきたのは、消えた生徒たちが流す“解放区放送”。
彼らは河川敷の廃工場に立てこもり、ここを解放区として、大人たちへの“叛乱”を起こしたのだ。
PTAはもちろん、テレビや警察、市長選挙汚職事件までも巻き込んだ、七日間に及ぶおとなたちとの大戦争。


【評価】
全体 ★★★★


【感想】
毎年恒例で年末従兄の子供たちに本をあげているんですが、小学校6年の男の子にプレゼントするのに改めて読んでみました。

私は映画化された後の文庫版を小学校5・6年の時に、読んだはずなんですが、全く記憶がなくて(苦笑)
宮沢りえが出てたことしか覚えてないよ(笑)
で、読んでみたんですが、こんな話だったっけ!?って思うほど・・・あはは。

もちろんまだ携帯もない時代、今の子供にはちょっと想像するのに難しいかも?とも思いますが。
今の子ってひみつ基地とか作って遊ばないのかなぁ?
私なんかは基地とか作って遊んだ子供だったので、それのスケール大きい版って感じでワクワク読むことが出来ました。


実は「ぼくら」シリーズが29冊もあるなんて知りませんでした!
これを機シリーズを読んでみようかなと思いました。
妖怪アパートの幽雅な日常(7) (YA!ENTERTAINMENT)妖怪アパートの幽雅な日常(7)
(2007/10/18)
香月 日輪

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出版社:講談社(YA!ENTERTAINMENT)
ISBN:978-4-06-269388-2

【あらすじ】
旅立ちの季節、夕士の決断。
たっぷり悩んで考えて、好きなことに夢中になって、そして世界を広げるんだ!

学年末、条東商は3年生追い出し会の準備で盛り上がり、妖怪アパートでも秋音の送別会が開かれる。そんなある日、千晶先生の教え子の事件や、まり子さんの哀しい過去を知った夕士は、考える力をつける=学ぶことの重要性に気づいていく。


【評価】
+お気に入りキャラ 千晶直巳

全体 ★★★★


【感想】
今回はひとつの話で1冊と言うより、ひとつのテーマで連作短編みたいな雰囲気でした。
笑いあり涙あり。
学校の勉強が出来ることが本当の意味での頭の良さではなく、いろんな経験とともに学び育ちそして考えることが出来ることが必要なんだね!

さて、私は本当の意味で成長し、大人になったと胸を張って言えるかな・・・?

今本気でシリーズを集めようか迷っている(今までは図書館)
うーん。
ってか来月また新刊出るんじゃんっ!(苦笑)
2007.12.31 屍鬼 5
屍鬼〈5〉 (新潮文庫)屍鬼〈5〉
(2002/02)
小野 不由美

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出版社:新潮文庫
ISBN:4-10-124027-2
文庫番号:お-37-7


【あらすじ】
村人たちはそれぞれに凶器を握り締めた。
「屍鬼」を屠る方法は分かっていた。
鬼どもを追い立てる男たちの殺意が、村を覆っていく―。

白々と明けた暁に切って落とされた「屍鬼狩り」は、焔に彩られていつ果てるともなく続いていった。
高鳴る祭囃子の中、神社に積み上げられる累々たる屍。
その前でどよめく群れは、果たして鬼か人間か…。
血と炎に染められた、壮絶なる完結編。


【評価】
+お気に入りキャラ 尾崎敏夫

全体 ★★★★☆


【感想】
最後にはなんだか心苦しい感じでした。

何が正しくて、何が間違えなのか。
何が味方で、何が敵なのか。
何が善で、何が悪なのか。

永遠に答えの出ない迷宮。

村を必死に救おうと多少常識を外れた事をしつつ屍鬼に立ち向かう者。
何が正しいことなのか、迷いつつ屍鬼の味方ではなく、人間の敵にまわった者。
自分が特別でありたいという思いからその状況を受け入れる者。
苦悩しながらしかし抗えないと運命に身をゆだねてしまう者。
罪を犯すくらいならば罪もないのに殺される被害者になることを望む者。
救済を求めても助ける神が現れないと絶望する者。
さまざまな考え。さまざまな思いが交錯し、物語は結末へと無常にも流れる。

決してすっきりする物語ではないが、生きるということ、そして死ぬをいうことを考えさせられる作品でした。
出来ればいっきに読んでほしい。というかもう一度いっきに読みたいと思う作品でした。


下記ネタばれ
5巻のはじめ敏夫が千鶴を迎え入れてしまったときものすごくショックでした。
善でも正義でなくても、村を考え村の為に動いていた敏夫がっ!って感じで。
しかーし!そこで終わらない敏夫さん。
神社のくだりのところで思わず「流石だわ・・・」と思わずにはいられませんでした。
敵を騙すにはまず味方から。じゃなく敵を騙すにはまず読者からって感じですかね。
本当敏夫は頭がよいのねー


今年中に読めてよかった・・・
2007.12.29 屍鬼 4
屍鬼〈4〉 (新潮文庫)屍鬼〈4〉
(2002/02)
小野 不由美

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出版社:新潮文庫
ISBN:4-10-124026-4
文庫番号:お-37-6


【あらすじ】
前代未聞の怪異が村に跋扈する中、閑散とした病院の奥で、連夜密かに地獄絵巻が繰り広げられていた。
暗紅色の液体が入った試験管の向こうに、愛しい骸の変化を克明に記録する青ざめた顔。
ゆっくり振り翳された杭…。
はびこる「屍鬼」を壊滅させるための糸口が見え出した。
しかし、その時、村人の絆が崩れ始める。
生き残った者たちが選んだ策は―。
思わず目を覆う展開、衝撃の第四弾。


【評価】
+お気に入りキャラ 尾崎敏夫

全体 ★★★★☆


【感想】
なんて残酷な巻だろう!と思いました。
あらすじじゃないけど、本当目を覆いたくなります。


「恭子頼む」(略)
「……蘇生してくれ」(p.70より)



敏夫の言葉にやっぱりその気持ちになるよね・・・と思ったけど。
流石敏夫でした。
いやーびっくりしたよ。まさかそこまでするとはね(苦笑)

極限に立たされた村人たち(生き残り)
少しずつ崩れていく絆。
気づいているのに気がつかない振りをして、どこまで行けるのか・・・

さぁ立つのだ静信!お前が頼りだ!


でなきゃ渋谷サイキックリサーチに電話しろー(笑)
と、ついつい別作品を引っ張りだしたくなります。
2007.12.22 屍鬼 3
屍鬼〈3〉 (新潮文庫)屍鬼〈3〉
(2002/02)
小野 不由美

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出版社:新潮文庫
ISBN:4-10-124025-6(3巻)
文庫番号:お-37-5


【あらすじ】
逃げ場のない恐怖の底に堕ちた村で、深夜、何者かの影が蠢き始めていた。
窓の外に佇む凍えた気配、往来の途絶えた村道で新たに営業し始めた葬儀社、そして、人気のない廃屋から漏れる仄暗い灯…。
その謎に気付いた者たちの背後に伸びる白い手。
明らかになる「屍鬼」の正体。
樅の木に囲まれた墓場で月光が照らし出した、顔を背けんばかりの新事実とは―。


【評価】
+お気に入りキャラ 尾崎敏夫

全体 ★★★★☆


【感想】
どこまでこの死は続くのだろうと、まるで村人と同じように思えるようになってきました。
得体の知れない伝染病だろうと、常識的にありえないモノであろうと恐怖心は変わらず。

あぁ怖い!

お気に入りキャラから静信が消えてしまったのは、まぁ彼の気持ちも理解できないわけではないが、私はどちらかといえば敏夫寄りの意見であるということで。